食べる力をつけるということ
食の事、学んできました。
食べることの大切さはもちろんみなさんわかっていると思います。
しかし、食べる力をつける、訓練することをわかっていない方は多いと思います
哺乳は本能でできます。ですから、生まれたばかりの赤ちゃんはおっぱいを飲むことができます。しかしながら、噛むことは訓練しなければできません。
7か月ごろには噛む筋肉が出来上がります。そんな時に柔らかすぎる食事、まだ哺乳だけというのはやはりよくないこともわかりました。
噛む訓練をしない子は、丸のみします。そして、硬いものを噛み切れず、吐き出してしまいます。
これではいけません。
とわかっていても、実際、食べているものは大人だって柔らかいものが多くないですか?
お母さんたち、お気をつけくださいね。
皮膚病の食養生の時によく、野菜スープを食べてくださいとすすめます。
離乳食と同じでした。
大人になって、食生活が乱れていても、赤ちゃんが生まれて離乳食を始めると、赤ちゃんのために正しい食事が始まるチャンスです。
塩分濃度も、食べるものの選択も、たんぱく質の摂り方もさぁ、赤ちゃんと一緒にリセットしましょう。
離乳食の時期が終わると、やったー!終わったとまた食事に気を付けなくなるお母さんたちがほとんどだと聞きました。食事は私たちの体を作るためのもの、大切にしてほしいです。
手をかけて作るからしんどくなるのです。
ポイントを絞って、必要なものをおいしく簡単に食べるのが、忙しい母には一番。
子供がおいしく食べてくれるほうがいいけど、食べる力をつけるための食事も大切だということを学びました。
│ 更新日:2016年01月19日│