皮膚病の勉強会
昨晩は中医皮膚病のIP講座。
こちらも出雲に居ながら、全国の先生たちとインターネットを介して勉強できます。
今回は1歳の子供ちゃんの皮膚炎と高校生のニキビについて。
漢方薬だけでなく、食事、睡眠の状態を確認したりしながら、みんなでこうしたら良いかもしれないとか、意見交換をします。
そして中医師の楊 暁波先生の解説を聞きながら、まとめるのです。
昨日も、漢方相談にいらっしゃった方が話の流れから子供さんのアトピーの話に。
病院を変えて漢方を飲んでいるけど、ほとんど効いていないようです。と
そこで、漢方薬が悪いのか?と考えるのではなく、なぜ、漢方薬が効かないのかをまず、考えます。
そして、詳しく聞くと、「噛まない。甘いものを常に食べている、水や牛乳のがぶ飲み、スマホ、睡眠不足、勉強等のストレス」
おっと!これではいけません。
そのお母さんには、まず、よく噛んで食べさせることからはじめるようにお伝えしました。そして、皮膚疾患につながりやすい牛乳をいったん控えるように、あと、寝ること。
皮膚症状がひどい時には下痢をしてでも排便させること。
人によってそれぞれ原因は違いますが、よくよく話を聞いて、治療法を考えなければいけません。漢方薬も飲めばいいというものでもありません。
│ 更新日:2015年07月09日│