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お知らせ

摂食障害と漢方

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毎月東京に行って、中医師の路先生と勉強を続けているのですが。
今回は「摂食障害」について漢方治療ではどのようにするかを話すことになりました。

一緒に勉強している仲間の一人は、何と元バレリーナ。
中学を卒業後ドイツへ留学し、ドイツで活躍後に帰国して、世界に通用するバレリーナを育成しています。
毎月、赤ちゃんと一緒に勉強しに来て、子育てと勉強とバレエの先生のスーパーマザー。

バレリーナに多い摂食障害。
痩せていることが重要な世界。本当に厳しい世界だなぁと思いました。
きらら薬局にも相談にいらっしゃる女性がいらっしゃいます。

下痢、嘔吐を繰り返して食べたものを吸収させない身体になってしまう。
日本でも精神科が担当する領域。
難しいなと思っていました。

路先生からいろんなことを聞かれました。

弁証の内容、処方内容、その人の気持ち、今どのような状況か、その人がどのようになりたいのか?
胃の状態、腸の状態、下痢はいつ起こるのか、どんな便の状態か、臭いは有るのか?
舌の状態はどうか?寒熱のバランスは?等など・・・・・

先生の余りに細かすぎる質問に答えられないことが何個か・・・・
難しいと思った症例に関してはなぜそのような状況になっているのかを自分がしっかり理解するまで聴く。

そして、先生の基本的処方が紹介され、ほっと一安心。間違ってはいなかったが、ビンゴ!ではなかった。

ただ、少しずつの調整が本当に大切な症例であることは間違いない。
一進一退が続くと予想されるので、それに合わせた最小限でかつ、最大の効き目をだす漢方処方が出来るようにまた一つずつ勉強だなぁ・・・とつくづく感じた1日でした。

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