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掌蹠膿疱症と漢方

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掌蹠膿疱症についての勉強会。
西洋医学では原因不明でなかなか治らない。
掌蹠膿疱症性関節炎などもあり、かゆみだけでなく、骨の痛みを感じるという厄介な病気です。

手のひら、足に膿疱ができて、見た目が悪く当事者はとても気にされます。
手を出すことができないので、手袋が手放せなくなってしまいます。

症状が軽い時には皮膚科に行くと、ビオチンが出たりします。
この前は皮膚科から温清飲という漢方を処方されましたと相談された方もいらっしゃいました。

漢方で診ると、痰湿、熱毒、瘀血などの原因が考えられます。
しかしその原因の多くは食生活の悪さ、睡眠不足など生活スタイルの悪さが大きく関係するのも事実。

手のひらの小さいぶつぶつに悩んでいるなら、漢方薬もお勧めです。それと同時に生活スタイルを変える努力を!!

手袋、靴下、かゆみ、痛みから解放される日は近いかも!

耳鼻科の中医学

私の大好きな中医師のトン先生。耳鼻科の専門の先生。

昨日は米子でトン先生の勉強会。
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漢方薬の中国の文献を検証しました。
異病同治(いびょうどうち)という言葉があり、異なる病気、症状でも原因が一緒であれば、治す薬は同じという意味です。
漢方ではなぜそういう症状が出るのかを考えます。症状だけを抑えるのではなく、症状を起こさなくするためにはどうしたらいいのか?まで視野に入れ、処方を組み立てるのです。

ですから、写真のように、一つの漢方薬で、花粉症、帯状疱疹、湿疹、耳鳴り、副鼻腔炎なども治すことができるのです。

生活習慣、食習慣、住環境、仕事環境、すべての事が症状に絡んでくるのです。
基礎はどなたも一緒。

正しい生活、、、快食快便快眠ができれば、健康な証拠でございます。

皮膚科の漢方治療

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インターネットで全国の先生たちと皮膚病の漢方治療について勉強しています。
今回は北海道の先生の症例。

漢方では治りっこないと思ったけど、でもやってみる!と決意されたお客様。
皮膚がきれいになっていくたびに、写真に写る表情が明るくなっているのが分かりました。
ニキビ一つでも悩んでしまう・・・でも一生懸命になって、漢方薬と食養生、生活養生をしてきれいになった肌で、すべてが明るくなるんだなと。

肌って、本当に悩ませるものですね。

手をかけてあげれば、答えてくれるのも肌。
身体の状態を正直に表してくれているのも肌。

きれいでいたい。

中医薬研究会にて

今日は久しぶりに劉伶先生の講義。

ロシアで栽培されている「シベリア霊芝」の話し。霊芝といえば癌なのですが、実はそれだけではないのですよ。image 

アレルギーにもいいようです。肥満細胞からヒスタミンの放出を抑えるから、アレルギー反応が抑制される。

衛益顆粒は、さらに前の段階を防御。

今からの季節、必要になる人・・・多いです。

更にマクロファージにもチカラ与えるようです。image

よく、食べます。

皮膚病の勉強会です

今年も始まりました。

月に1回の皮膚病のIP講座です。
今年も全国の先生たちと一緒に症例検討を重ねていき、レベルアップをしていきたいと思っています。

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昨日は私の症例を発表する日。

長年のアトピーで、皮膚がゴワゴワになった方の症例を発表させていただきました。
内服薬だけで赤み、かゆみが減ったのですが、なかなかゴワゴワがよくならない。
そこで、全国の先生たちに聞いてみました。

そこで、内服だけではなく、スキンケアの仕方。
めんどくさがる人には瑞花露の入浴剤がいい結果を出しているというお話を聞くことができました。
私の家も子供たちが乾燥肌なので、この入浴剤を使っているのですが、
ポイントが2つ、濃度を濃くして、20分はつかり、肌にしっかりと水分を与えるということ。

ゴワゴワ肌には軟膏はよくない事。

食事の指導も突っ込まれました。
本人が健康にいいと思っているものが、本当に肌の為になっているものなのかの検証をすべき!と
確かに。

もう一つ、鹿児島の先生のウイルス性のいぼの改善例を聞きました。
手足に広がる、茶色のウイルス性のイボをスキンケアと、漢方の内服薬で見事にきれいになっている。
年月がかかっていますが、確実にいい結果であること、
そして、病院で処方されていたステロイド剤。かゆみを止めるために出されたようですが、ウイルス性のイボになぜステロイド剤?という疑問もありました。

皮膚の病気はそれぞれの生活習慣が大きくかかわってきます。
食事、睡眠、ストレス、かゆみの度合い、発症期間などなどひとつずつしっかりと治していくことできれいな肌に生まれ変わります。

漢方治療と西洋治療、そしてスキンケアで傷ついた肌をよみがえらせることができるのですよ。
また来月の勉強会が楽しみです。

 

 

 

久多美小学校での喫煙防止・薬物乱用防止教室

先日、久多美小学校で授業をしてきました。
6年生を対象に、20歳までなぜたばこを吸ってはいけないのか?
薬物に手を出すとどうなるのか?
医薬品だって、使い方を間違えれば、薬物乱用になるってことなどをお話しさせていただきました。

「20歳になったら、たばこを吸ってみようと思う人!」
と質問したら、一人男の子が手をあげました。

「これから話すことを聞いて、よく考えて20歳になったらどうするか決めてね」
とその子に話してから、授業をすすめました。

土曜日に久多美小学校の養護の先生が子供たちの感想などを持ってきてくださって、読んでみると、最初は20歳になったら吸ってみようと思ったけど、話を聞いて1本も吸いたくないと思ったという感想を書いてくれていました。

お父さんに一生懸命たばこの害を伝えたけど、まだ肺に穴は開いていない、足も腐ってないとあしらわれた…けど、病気になってほしくないから、言い続けようという子供の決意を書いている感想もありました。

依存しているうちは、大丈夫だと思うのです。自分は大丈夫だと・・・・。

中毒症状が出てから、みんな後悔するのです。
苦しい。
まだ、死にたくない。
やめておけばよかった・・・・・。

そんな思いをせず、人生を楽しんで生きていけるように、子供たちに授業を続けていこうと思います。IMG_5836

食べる力をつけるということ

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食の事、学んできました。

食べることの大切さはもちろんみなさんわかっていると思います。
しかし、食べる力をつける、訓練することをわかっていない方は多いと思います

哺乳は本能でできます。ですから、生まれたばかりの赤ちゃんはおっぱいを飲むことができます。しかしながら、噛むことは訓練しなければできません。
7か月ごろには噛む筋肉が出来上がります。そんな時に柔らかすぎる食事、まだ哺乳だけというのはやはりよくないこともわかりました。

噛む訓練をしない子は、丸のみします。そして、硬いものを噛み切れず、吐き出してしまいます。
これではいけません。

とわかっていても、実際、食べているものは大人だって柔らかいものが多くないですか?
お母さんたち、お気をつけくださいね。

皮膚病の食養生の時によく、野菜スープを食べてくださいとすすめます。
離乳食と同じでした。
大人になって、食生活が乱れていても、赤ちゃんが生まれて離乳食を始めると、赤ちゃんのために正しい食事が始まるチャンスです。
塩分濃度も、食べるものの選択も、たんぱく質の摂り方もさぁ、赤ちゃんと一緒にリセットしましょう。

離乳食の時期が終わると、やったー!終わったとまた食事に気を付けなくなるお母さんたちがほとんどだと聞きました。食事は私たちの体を作るためのもの、大切にしてほしいです。
手をかけて作るからしんどくなるのです。
ポイントを絞って、必要なものをおいしく簡単に食べるのが、忙しい母には一番。

子供がおいしく食べてくれるほうがいいけど、食べる力をつけるための食事も大切だということを学びました。

活性酸素を減らすには

image認知症の勉強会のため大阪にきました。

認知症にならない為にどうしたらいいのか?なぜ、認知症になるのか?そのメカニズムと予防方法を牡蠣で研究しているメーカーのお話。

ここは、社長が研究者だから、勉強会も社長が講義します。

活性酸素、ミトコンドリア、アミロイドβ、タウタンパクなどが私達に与える影響を今までは漢方で勉強してきましたが、今日はまた違った視点からの勉強で本当に面白かった。

もちろん、認知症だけでなく、様々な不調につながる活性酸素。

安心してください。身体の掃除機能を高めて余分な活性酸素を除去していきましょう。

 

腸内環境を整えることの大切さ

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6日の日曜日、バイオリンクの指定研修会に参加してきました。

午前中は息子たちのマラソン大会。応援・カメラ担当の私も張り切りました。
午後から松江に移動して、研修会が始まると同時に、睡魔が・・・。
学生時代に戻った時のように、半分の研修会を睡眠学習。講師の方には本当に申し訳なく・・・・。

後半部分の話はたぶん聞けていると思います。

細菌腸内フローラがどうのこうのという話をよく耳にします。
きらら薬局でも、以前から、腸内の掃除をオススメしています。

便秘が当たり前の生活をなさっている方が本当に多くてビックリします。
私はお腹をすぐ下すタイプなので、便秘は余りありませんが、これも腸内環境はよくないということ。

抗生剤の服用で腸内環境が変わることはよく知られていますが、私たちが病気の時に飲むだけではありません。
家畜の飼料や、農薬にもたくさん使われているのです。
抗生剤などを使った食材を全面的に排除することは不可能なのかもしれません。
こう言った食事の面からもどのようにして、自分の腸内環境を整えなければならないのかを考える必要があります。

ヤクルトの乳酸菌は何で育っているかご存知ですか?
ヤクルトラーメン(まだあるのかな?)がなぜ緑色なのか、ご存知ですか?

クロレラで乳酸菌は育つのです。
ヨーグルトも進化していますが、冷たい物を摂るという所に引っかかりを感じます。
せめて、常温で食べましょう。

腸内環境で若々しさも変わってくるかもしれませんね。

鼻炎・後鼻漏・鼻茸には漢方を!!

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3回シリーズで勉強を続けたトン先生の耳鼻科の中医学講座。
今回で一応終了。
アレルギー性鼻炎でつらい思いをしている我が息子もお世話になっている中医師のトン先生。
我が子も、つらい鼻炎症状で夜もぐっすり眠れなかったのが、最近はすやすやと寝ております。
でもちょっとアイスとか、ジュースを飲むと、鼻炎が悪化します。私の漢方的生活もあの邪悪な冷たい物たちにより、あっという間に打ちのめされてしまいます。

しかも、西洋医学でなかなか治らない症状も、漢方で治りやすかったりするんです。

西洋医学と中医学の治療の違いは生活習慣をしっかり検討するかどうかのような気がします。トン先生は食事、間食、睡眠、冷え性、などなど突っ込んで突っ込んで聞きます。それから、必要な漢方薬を体質に合わせて、選びます。

鼻茸は切ってしまっては、漢方薬はもうダメのようです。
手術をしていない鼻茸は漢方薬できれいに無くなってくるようです。

粘膜を強くする、衛益顆粒。
これからの季節、大活躍です。
私の主人も花粉症だったのですが、衛益顆粒でほとんどアレルギー薬を飲まずに済むようになりました。
今では私の方が花粉にやられております。

花粉症の予防も、粘膜強化。
かぜの予防も、粘膜強化。
鼻粘膜も強化しましょう。

衛益顆粒  90包 8,640円
        30包 3,000円