皮膚病の勉強会です
今年も始まりました。
月に1回の皮膚病のIP講座です。
今年も全国の先生たちと一緒に症例検討を重ねていき、レベルアップをしていきたいと思っています。
昨日は私の症例を発表する日。
長年のアトピーで、皮膚がゴワゴワになった方の症例を発表させていただきました。
内服薬だけで赤み、かゆみが減ったのですが、なかなかゴワゴワがよくならない。
そこで、全国の先生たちに聞いてみました。
そこで、内服だけではなく、スキンケアの仕方。
めんどくさがる人には瑞花露の入浴剤がいい結果を出しているというお話を聞くことができました。
私の家も子供たちが乾燥肌なので、この入浴剤を使っているのですが、
ポイントが2つ、濃度を濃くして、20分はつかり、肌にしっかりと水分を与えるということ。
ゴワゴワ肌には軟膏はよくない事。
食事の指導も突っ込まれました。
本人が健康にいいと思っているものが、本当に肌の為になっているものなのかの検証をすべき!と
確かに。
もう一つ、鹿児島の先生のウイルス性のいぼの改善例を聞きました。
手足に広がる、茶色のウイルス性のイボをスキンケアと、漢方の内服薬で見事にきれいになっている。
年月がかかっていますが、確実にいい結果であること、
そして、病院で処方されていたステロイド剤。かゆみを止めるために出されたようですが、ウイルス性のイボになぜステロイド剤?という疑問もありました。
皮膚の病気はそれぞれの生活習慣が大きくかかわってきます。
食事、睡眠、ストレス、かゆみの度合い、発症期間などなどひとつずつしっかりと治していくことできれいな肌に生まれ変わります。
漢方治療と西洋治療、そしてスキンケアで傷ついた肌をよみがえらせることができるのですよ。
また来月の勉強会が楽しみです。
│ 更新日:2016年02月18日│